「たどり着けるまで」のМVはこれまでの「Innocent Man」、「大切なひとよ」とは違い、より戦争に焦点を当てた物語となっています。

戦後80年の今、戦争の最中を生きた最後の世代になろうとしている方々との共演は、とても意義があることだと思っています。

僕たち東京y’sBe学園生は今作で、戦争当時の若者たちを演じるという初の試みに挑みました。

終戦末期の人々が過ごした日々、そしてなんと言っても”特攻隊”を演じるということは重く計り知れないものがありました。
でもきっと彼らは僕達と同じように喜び、悲しみを感じる若者であったのだとも同時に思います。

けして願っていた現実ではなかった。けれど守るべき同胞のため命をかけた人たちがいた。

戦後失われてしまった 「同胞愛」という言葉、この言葉は自分という枠組みをこえて、同胞である日本人のため、人のため力を尽くす精神性を指しています。
先人たちの思い、そして同胞愛という精神性を僕たちは受け継ぎ、次の世代へと繋いでく使命があります。

この文章を見ているあなたも、同胞愛を実践したり、戦争について周りの人へ伝えたりするきっかけになれば何よりの喜びです。
この記憶が失われることなく受け継がれていくことを願って。

東京y’sBe学園 生徒より